すぎやまゆうこ先生
小中高校生マンガの描き方講座と似顔絵講座担当のマンガ家すぎやまゆうこ(杉山祐子)先生にインタビューしました!
●マンガスクール中野で小中高校生に教えていて、いかがですか
才能あふれる子どもたちの意欲的な作品に、いつも刺激を受け、感動しています。将来必ずプロになる子が出ると思います。漫画の描き方を学ぶことは、自分のイメージを具体的に表現するためのテクニックを学べ、すべての表現の基礎力となると感じます。
●似顔絵講座の方は、いかがでしょうか
生徒さんは、主婦や社会人が多く、趣味で楽しむ方からプロ志望まで幅広いですが、似顔絵は他に比べて、上達が早く、お仕事にしやすいジャンルだと感じています。教え子さんは、卒業後、副業に出来ている方が大半となります。また、何より似顔絵は、相手の方に喜んでもらえるので、とてもやりがいを感じられます。
●デビュー作について教えてください
デビュー作は、2作になります。1作は、朝日ソノラマデュオ 年間新人漫画賞で入選しました「羽根色革命」(32ページ)でした。
SFラブコメディでした。霊の存在を否定された未来世界で、前時代の遺物として禁止されている神秘学に興味を持つ青年遊星と、遊星が描いた魔法陣から現れた、幽霊少女亜林との淡い恋物語です。(主人公は後に創刊された「ハロウィン」で、遊星・麻里夫シリーズ連載で復活)
もう1作は、白泉社第10回アテナ新人漫画賞新人賞を受賞した「FLASH!」(32ページ)で、別冊「花とゆめ」でデビューしました。
人が死ぬ夢が、現実になる事に怯える、主人公美音と、人気バンドのピアニスト閃。美音の見た、閃がコンサート中に事故死する予知夢は、現実になるのか? というようなSFミステリーでした。
●デビュー作は、何作目でしたか
投稿作としては、どちらも初投稿。学校の文化祭やオリジナル同人誌作品を、高校生から、漫研で年一回描いていましたので、全部で5作くらい?
●デビュー作は、どういう思いで描かれましたか
表現者として、子どもたちの幸せにつながるような作品を描きたい、目に見えない世界の存在を伝えたい、という思いでした。
●その後の活動は
朝日ソノラマ「ハロウィン」で、ミステリー・ホラー漫画を掲載していました。「銀のレクイエム」「メビウス」「サークルゲーム」「白線上のマリア」「Boy’s☆Project」などを発表しました。現在「マンガ図書館Z」で、無料配信中です。
https://www.mangaz.com/title/index?query=杉山祐子
●マンガスクール中野ほか、中央高等学院原宿渋谷校・スマイルプラネット等で講師として、小学生から社会人まで、幅広くマンガ・似顔絵・絵画・造形を教えています。
https://www.facebook.com/720714287990244/
●また、アートプランナーとして、「アースフェスタせたがや」「地球と食の映画祭」「ニャンすと!クリーンハロウィン」「こどものゆめとぴあ」等 街のアートイベントの企画を担当しています。
東京メトロ銀座線 【幻のホーム活用アイデア部門】に入選しました。
大変楽しそうですね。
忙しい中をありがとうございました。