当講座は、主にネーム段階でのつまずき易いポ イント、構成・演出・コマ割に重点をおいた講座です。
構成・演出で4講座、コマ割で4講座、ネーム起こしで6講座の計14講座で、読む人を引き込む作品づくりのコツを学びます。全てに共通するのが1回3時間のうち、 ネーム作成は2時間で残りの1時間は添削・寸評とテーマに沿った講義になります。
当講座はプロットを作る講座ではありません。 繰り返しになりますが、事前にプロットを用意していただくことになります。
8ページという枠の中できちん と構成ができれば18ページの構成などもできるようになります。自分の作品にあったコマ割、構成を見つけていきましょう。
構成・演出 | |
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12時間 週1回3時間×全4回 |
「構成・演出とコマ割」では誰もが知っている 物語をプロットにし、8ペー ジでネームを構成する練習をします。 ①「導入、出だしが漫画の顔!」 課題物語「桃太郎」 ②「舞台設定を明確に!」 課題物語「シンデレラ」 ③「場面の切り替え、メリハリ」 課題物語未定 ④「キャラの表情をちゃんと描く」 |
20,000円 |
コマ割 | |
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12時間 週1回3時間×全4回 |
①「コマの中での空間、バランス」 課題物語未定 ②「コマ割による間、時間の作り方」 ③「吹き出しを考える。視線誘導」 ④「カメラワークの基本」 |
20,000円 |
ネームを起こす | |
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18時間 週1回3時間×全6回 |
この講座では各時間テーマを決めたフリープロットから、8ペー ジ構成のネームを切ります。 ①喜②怒③哀④楽 6講座のうち、4講座は喜怒哀楽をテーマにしたプロットをあらかじめ用意してください。 残り2講座は完全フリープロットからの8ページネームになります。 これも講座前にご用意ください。 主な指導内容 ・プロットとネームのまとめ方、配分のし方 ・感情のリズム ・断捨離 |
30,000円 |
学校見学や体験講座の受講などでご納得いただけましたら、下記の方法で、受講申込書をお送りください。
簡単な文章(もしくはプロット)からネームを起こしてみます
(説明→実践→講評)
例えば「走って合格発表を見に行く」という文章でネームを作っても千差万別。作家によって全然違うものになります。
そこに「作家の個性」や「ネームを作る技術」がありますので、自分にあった演出力を模索して、印象に残る、いい場面を作る、ということを考える回です。
いい演出がされてれば、読者の心に残るシーンになります。
少頁の読切では「(極論ですが…)ひとつだけいい場面があればいい」という編集さんもいるくらいですので、クライマックスに必要な技術です。
コマ割りや画面のメリハリ、スムーズな視線誘導で、読者にわかりやすく「読んでもらうための漫画」を描きます。
(説明→実践→講評)
くらいい話、いい絵でも、読みにくい漫画は敬遠されがちです。
読者の方に「読んでもらう」ために、画面を考える回です。
決められたページ数で割り振り、場面の切り替え、吹出しの位置による視線誘導、カメラワーク、見開きで構成する、単調にならない画面作り、等
ストーリー作りにかかせないキャラ作りを考えます。
読者が読みたい漫画、好きなキャラ、とは??
(説明→実践→講評)
3回目のキャラ表をもとにエピソードを考えます。
(説明→実践→講評)
読切だと決められたページ数での勝負です。
起承転結を考えて、全体の構成を考えます。
いいエピソードがあると全部描きたくなってしまいますが、無駄を省くことも大事です。
ページより減ページの方が難しいといわれています。
本当に必要なもの以外は切り捨てることを考える回です。
エピソードや案をとりあえずたくさん出すだけだして、必要なものを吟味します
(プロット制作は時間がかかると思いますので、宿題となります)
3・4回目のキャラ表、エピソードをもとに、実際の少女漫画のネームを作っていただきます。
プロットを事前に作って持参していただいて、講評から始めます。
ネームに入る前のチェック、アドバイスを元に「直し」をします。
(ネーム制作は時間がかかりますので、宿題となります)
前編を元に事前にネームを作って持参していただいて、講評から始めます。
そして「直し」をしていただきます。
ネームの直しはプロになっても毎回していきます。
意見・批評・要望を自分なりに納得し、消化させてよりよいネームにします。
学校見学や体験講座の受講などでご納得いただけましたら、下記の方法で、受講申込書をお送りください。